ホメオパシーのレメディには物質が含まれていないので、物質成分が働くわけではありません。レメディをとることで「レメディの原料が持つ情報を受けとる」ということが起こります。
【例】花粉症で涙や鼻水が止まらないとき、アリウム・セパ(タマネギから作られたレメディ)というレメディをとると、症状が軽減する。
このしくみを説明すると、
タマネギを切ると涙が出る、というのは花粉症と同じような症状ですね。
アリウム・セパは、あなたに「タマネギを切っているのと同じような症状が現れてますよ~」という情報を与えます。
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その情報を受けとるとあなたの身体は「あーそうなのか」と気づいて、自分で治そうと働き出します。それで症状が軽減するのです。
このようにホメオパシーは、症状と同じ種類の情報(同種の情報)を与える方法なのです(日本語では同種療法)。
薬のように物質成分で症状を抑えるものではなく「自己治癒力が働いた結果として症状が改善する」のです。
生命体がホメオパシーレメディの情報を再生するしくみというのは、まだ科学的には証明されていませんが、200年以上の実例があることで現在も用いられているのです。