流派のような違いではありません。一言でいうと「ホメオパシーレメディの使い方の違い」です。なぜ使い方が違ってくるかというと「クライアントさんの状態のとらえかたが違う」からです。
これには、200年前と現代の環境の大きな違いという歴史的な背景があります。ここでは簡単にレメディの使い方の違いだけを述べます。
▼クラシカル・ホメオパシー
主に精神と感情面を重視します。基本的にレメディは1種類、リピート回数は1〜数回程度で、その後の変化を見ます。
変化は出たり出なかったりしますが、次回の相談まではそのまま待つのが普通です。
▼プラクティカル・ホメオパシー
精神と感情面および身体的症状も重視します。レメディは1〜数種類、リピート回数もさまざまです。
症状の変化が大きくてクライアントに負担がかかる場合、症状緩和のためのレメディを一時的に使うこともあります。臓器サポートや解毒(デトックス)を目的としてレメディを使うこともよくあります。
ケースに応じてクラシカルな方法で1種類のレメディだけを用いることもあります。
クラシカル以外のやりかたはすべてプラクティカルと呼ばれますが、クラシカル、プラクティカル共に、ホメオパスによって独自のやり方もあります。