アコナイトとアルニカの違いとは?

これまでにも
ブログで何度もお伝えしている、
アコナイトとアルニカ。
どちらも「ア」で始まるから、
混乱してる人もいるかも?

 

具体的な使い方になりますが、

天災の被害にあわれたかたは
その後のあとかたづけが大変です。
そんなときには、アルニカを1日数回、
毎日使っていただいてもいいと思います。

そしてもし、災害体験のせいで眠れない、とか
恐怖が消えない、というかたは
アコナイトをとってみてください。

 

アコナイトとアルニカは全く違うものです。
ただ使い方は似たようなところがあります。
なので余計に混乱するのかな。

その違いを明確にしますね。

 

まず、急に何か症状があったときは
「アコナイト Aconite」なんですが、
これはなぜかというと、
アコナイトの持つテーマが「恐怖」だからです。

なので端的に言えば、
怖がりの人はアコナイトが必要な可能性が大。

 

ただ注意が必要なのは
アコナイトを取ってからの反応です。

すごい恐怖を感じると、
普通はハッと息を飲みますね。
同様に体のエネルギー(氣)の流れも止まるんです。

 

なので、アコナイトを取って
再びエネルギーが流れると
本来出るべき症状が出ます。

結果的に、咳がひどくなったり、
とかいうことがあります。

これを「悪化」や「好転反応」と
勘違いすることがあります。
見た目には悪化だけど、
本来出るべき症状が出た、
と考えてくださいね。

ちなみに「好転反応」というのは、
一時的な悪化でそのあと症状は改善するというものです。

 

さて、そういうことが起こると、
アコナイトを使うことを
躊躇したりするかもしれません。

でも大事なのは、
本来のエネルギーの流れを取り戻すこと
なのです。
アコナイトを使うことを
怖がる必要はないんです。

 

それより
エネルギー(氣)の流れを止めたまま
にしておくこと自体が、
その後の心身の負担になってしまいます。

 

とにかく、強い症状が出て「怖い!」
と思ったらアコナイトです。

(聞いたところによると、
日本で一番売れてるのは
アコナイトらしい)

 

一方、アルニカ Arnicaのテーマは
「怪我」そして
「肉体の疲労からくる不調」です。

風邪をひくときは
大抵疲れて免疫が弱くなっているので
アルニカを、というわけです。

 

アコナイトは寒さに晒されて
風邪を引いた時です。
風邪をひいたらアコナイトではないんです。
これも勘違いしている人が多い^^;

 

あとアルニカが必要なときの
特徴の一つとして、
「大丈夫?」と聞いたら
「大丈夫」と答えます。
たとえ大出血していても^^;

どうみても大丈夫とちゃうやろ!
と思うのに、私は大丈夫、と言うんです。
(気丈な人や)

 

以上、
アコナイトとアルニカの
根本的な違いを書きましたが、
「どちらかを選ばないといけない」
ということはないんですよ。

 

アルニカとアコナイトは
セットで使っても良いです。
同時に取ったり、
交互に取ったりしても構いません。

 

怖がりではない人は、
アルニカを使う機会が多いかも。
わたしはアルニカを使うことが多いです。

怖いもん知らずやから 笑

 

この2つはとにかく救急の時に役に立ちます。
様子を見ながら、
たとえば(普通は1日だけ)
アコナイトまたはアルニカを2,3回、
または2つを交互に2回くらい取ったら、
その後は症状や状態に応じて
別のレメディを取ってください。

急性の症状はどんどん状態が変わっていくので、
それに合わせるということになります。

 

レメディは、
自己治癒力のスイッチを入れるものです。
なので自力で回復していきそうだったら、
それ以上のレメディは要りません。
(見極めはむずかしいかもしれないけど)

 

【まとめ】
恐怖を伴うとき… アコナイト(Aco)
怪我や体の疲れからくる症状、私は大丈夫と言う… アルニカ(Arn)

どちらかわからないときは2つを一度にとっても、 交互にとっても良い。

 

アルニカとアコナイトの覚え方、
書いておきますね。
これももう覚えてる人もいると思うけど;

あー疲れた、あるかアルニカ?
和田アッコが怖い、アコナイト!
(和田アキ子さん、ゴメンナサイ)

 

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