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いわゆる「パニックの状態」に救急的によく使われるのは、アコナイトやイグネシア
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「パニック障害」でもそういうのをとっていれば、パニックにならなくなるの?
パニック障害は慢性の状態だからそう単純ではないな。
根本的に治すためにホメオパシーを使うなら、
「どこに注目すべきなのか」
を知ってほしい。
パニック障害の根本にあるのは?
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パニック障害の根本にあるのは「恐怖」
過去にすごい怖い思いをしたことは?
すごく不安だったり、心配だったりしたことは?
それらが大元の原因の可能性が大!
そのときの恐怖感がしっかり解消されずに残ってしまうと、
その後、潜在意識に別のなにか怖い思いでドキっとしたことが積み重なってくるの。
どんなに怖い経験でも、幸いなことに時間が経てば、そのできごともドキッとしたという記憶も薄れていくね。
ただ、
潜在意識に残った小さなドキッとする感じは積み重なり、
だんだん雪だるまみたいに大きくなっていく。
あるとき何かのきっかけで突然パニックが起こる。
そしてそれは頻繁に起こるようになる。
そう、とうとう「パニック障害」になってしまったね。
で、もう何でパニックになるのかわからなくなっている。
すっかり「元の原因となるようなできごと」は忘れてしまっているからね。
根本的な原因に使えるレメディは?
「原因」があるから「結果(パニック障害)」がある。
なので
根本的な原因に対してレメディを使わないと、本当の解決にはならない。
じゃあどんなレメディを使うのか?
ずばり、
「元の原因となるようなできごと」で受けた、感情的ショック・身体的ショックに対応するレメディ
ということになる。
たとえば、
すごく腹が立ったが、失うことの恐怖が大きくて我慢した
…スタフィサグリア(Staph)
大けがで死にそうな怖い思いをした
…アルニカ(Arn)
ものすごく悲しい思いをして死にたくなったが怖くてできなかった
…ネイチュミュア(Nat-m)
とにかくずっと心配症だ
…アージニット(Arg-n)、ジェルセミウム(Gels)
見捨てられてすごく怖かった
…プルサティラ(Puls)
これらは例であって他にもいろいろなシチュエーションがあると思う。
そして
過去の根本的な原因には、本来は高いポテンシー(1Mなど)を使う。
なので
レメディキットのレメディのような
30cというポテンシーでは役不足かもしれない。
ただとってみる価値はあるかも。
「本当に必要なレメディはポテンシーに関係ない」
と言われるからね。
いろいろ薬を服用している人へ
パニック障害と診断されて安定剤のような薬を服用している、さらに持病もあって
いろいろ他の薬も飲んでいるという方にはフラワーエッセンスがお勧め。
バッチフラワーも良いけど、
お勧めはオーストラリア・ブッシュフラワーエッセンス。
「コンビネーション」エッセンスだとシチュエーション別になっているから選びやすいし。
もちろん、ホメオパシーレメディと一緒に使える。
できれば一緒に使うほうがいい。
なぜなら
「多数の薬」を服用していると、
ホメオパシーレメディによって動くエネルギーを自分でコントロールできないことがある。
ふだん健康な人はそういうエネルギーのバランスを自分でとることができるんだけど。
フラワーエッセンスは心身両面のバランスがとれなくなるのを、
カバーしてサポートしてくれるからね。