レメディの継続使用における好転反応、プルービングについて

慢性症状があり、同じレメディを継続する際に、「続けても大丈夫かな?」と疑問に思うことがありますか? 同じレメディを続けると、起こり得る(かもしれない)望ましくない反応には、一般的に2つの種類があります。

一つ目は「好転反応」であり、実際には「抑圧」があるとこの反応が現れる可能性が高いです。抑圧とは、体が元気になろうとするのをじゃまする力です。つまり、「不要なものを排出しようとするのを妨げる力」です。

不要なものが体内に溜まっている状態にフタをして抑え込んでいて、それを一気に開放すると、じぇじぇ~っと心身の不快な症状が一気に表面化するかもしれません。これが「好転反応」です。ただし、徐々に排出されれば負担は軽いですね。

慢性的な症状に同じレメディを続けることは、徐々にフタを開けていると考えられます。少しずつ嫌なことは現れるかもしれませんが、ホメオパスは全体的な経過を見て、同じレメディを続けるかどうかを判断します。

ホメオパシーを200年以上前に始めたハーネマンは、この好転反応を最小限に抑えるか、起こらないようにする方法を模索しました。そして「LMポテンシー」を開発しました。

二つ目は「プルービング」です。

プルービング(proving)は、レメディのマイナスの特徴が現れる状態です。同じホメオパシーレメディを継続して使用することで起こりますが、これは好転反応とは異なります。ブッシュフラワーエッセンスには存在しない現象です。ホメオパシーレメディの情報は元々ネガティブなものですから、プルービングが起こる可能性はあります。

レメディの情報(通常は「こんなふうに調子が悪い」というもの)が入ってくると、自然治癒力のスイッチが入ります。これがホメオパシーの作用原理です。しかし、健康な状態であっても、「悪いやろ、悪いやろ~」と否定的なj情報が繰り返し入ってくると、自己暗示が働き、プルービングが起こるかもしれません。

プルービングが起こった場合の対処方法は簡単です。そのレメディの使用を中止するだけです。ホメオパシーでは物質ではなく情報が重要ですから、使用を中止すればプルービングも止まります。まさにまぼろし~( ;∀;)!

ホメオパシーレメディの多くは、健康な人が同じレメディを続けることで起こるプルービングによってその特徴が明らかにされています。

ハーネマンはホメオパシーを始めた際、自ら何十種類ものレメディをプルービングしたと伝えられています。探求心、すごっ!