ホメオパシーレメディを使う場合
アレルギー性鼻炎の主な症状は「くしゃみ、鼻水、鼻づまり」です。
これらは花粉症と似た症状なので、花粉症のためのホメオパシーレメディを使用することができます。
42種レメディキットには、アリウムセパ(All-c)、ヌックスボミカ(Nux-v)、カーボベジ(Carb-v)、アーセニカム(Ars)、ネイチュミュア(Nat-m)などが含まれています。
レメディを区別するための特徴は以下のとおりです。もちろん他にもたくさんのレメディがあります。
All-c(アリウムセパ)
・水っぽい鼻水が絶えず流れる
・涙目
・主に目や鼻の症状
Nux-v(ヌックスボミカ)
・鼻づまり。呼吸がしにくい
・くしゃみが頻繁に起こる
・症状は屋内で悪化する
・早朝に悪化
・冷たい乾燥した天気で悪化
・耳の中がかゆい
・イライラして頭痛がする
Carb-v(カーボベジ)
・鼻づまりやくしゃみ、喉の痛みがある
・症状は屋内で悪化する
・暖かさで悪化
・冷たい空気で楽になる
Ars(アーセニカム)
・鼻水や鼻づまり、喉の痛みや熱感など、風邪のような症状がある
・焼けるような鼻水で鼻の下がヒリヒリする
・くしゃみをしても楽にならない
Nat-m(ネイチュミュア)
・くしゃみや鼻水が激しい
・卵白のような鼻水
・鼻水が塩辛い
・暖かさで悪化
・日光でくしゃみが出る
症状に合わせた適切なレメディを使用することで、症状の軽減が期待できます。
ホメオパシーレメディのとりかた
症状にぴったり合うレメディを見つけた場合は、まずはそれを使ってみてください。
30Cの場合は、1回に一粒、1日2〜3回の使用が適切です。
適切と思えるレメディが複数ある場合は、それらを全て小さな水のボトル(250ml)に入れるか、または100円ショップで買えるスプレーボトル(60〜100ml程度)に入れて、1日中少しずつ飲用するようにしましょう。
毎回摂取する前に、ボトルをガシャガシャと振ってください。これは「プラッシング」と呼ばれる方法です。振動を与えることで含まれるエネルギーが徐々に強くなります。
レメディは適切なものを選ぶことが大切ですが、完璧に合うものはなかなか選べないのが普通です。そういう場合には、レメディを使用する頻度が重要になってきます。何度も使用することで、自己治癒力を促進できる可能性があるからです。
ブッシュフラワーエッセンスを使う場合
アレルギー症状を緩和するには、「エマージェンシー エッセンス」というドロップスが役立ちます。
このエッセンスの即効性に驚かれる方も多いです。
特にアレルギー性鼻炎の場合は、口から摂取する液体エッセンスが最適です。
ブッシュフラワーエッセンスのとりかた
市販のコンビネーションエッセンスは、スポイトが付いたビンに入っています。
通常は1日2回、1回7滴を摂取しますが、鼻炎のために何度も摂取したい場合は、スプレービン(約60ml程度)を用意し、そこにエッセンスを7滴入れ、水を加えた液を作ります。
それを1日何度かに分けて摂取します。
ただし、ブッシュフラワーエッセンスは、ホメオパシーレメディとは異なり、摂取前にビンを振る必要はありません。
なぜなら、ブッシュフラワーエッセンスとホメオパシーレメディは作り方が全く異なるためです。つまり、それらの働きも違うということになります。
しかしながら、ブッシュフラワーエッセンスとホメオパシーレメディは同時にとることもできます。