両親が存命の頃のこと…
母がとうとう老人ホームに入居しました。目が見えないので、身の回りの世話は完全に介護が必要です。認知症も進行し、先日要介護5に認定されました。
1年間、老いた父が介護を頑張ってきましたが、とうとう限界を迎え、「もう無理~」と電話してきました。お父さん、ホンマようがんばったよ…
父は当時88歳でした。やせていて力もなく、身体もヨロヨロしています。それなのになぜ父は母の介護を頑張ったのでしょうか? きっとそれは「離れたくない」からでしょう。約60年間、ずっと一緒だったから。しかし、自分の身が持たなくなって、ようやく決心したのです。
配偶者を失うと、喪失感や寂しさが病気につながることが知られています。父にとってもらったホメオパシーレメディは、プルサティラ Pulsatilla(Puls)の高いポテンシー(10M)です。母が施設に移る前夜、翌朝、夜と3回、とってもらいました。
同時に、ブッシュフラワーエッセンスの「コグニス」というコンビネーションも、朝と夜で2週間続けてもらいました。
母が施設に入った日、父は気が抜けたと言って、少しべそをかいてました。幸い、叔母(父の妹)が前々日から泊まってくれていたので、大丈夫そうでしたが…
プルサティラは「離れるのがイヤ!」のNo.1レメディです。子どもが保育園や幼稚園に行くのを嫌がる場合や、親が子供から離れられない場合にも使えます。
コグニスは「認識が高まること」を助けます。父の場合、これからの生活をどう過ごすかを考えるのに役立つでしょう。
どちらも、「キネシオロジー代理テスト」で選びました。
ホメオパシーとブッシュフラワーは、このように併用できることがよくあります。もしこれらを使わなかったらどうなるでしょうか? 残念ながら、感情面は本人しかわからないので、使わなかった場合との比較はできません。
ただ、あなたがもし以前に似たような状況に遭遇したことがあれば、今度はホメオパシーレメディやブッシュフラワーを試して、違いを比較してみてください。以前とは全く違う結果が出る可能性があります。
一つだけ確実に言えることは、ホメオパシーまたはブッシュフラワーを使用することで、トラウマになるのを防ぐことができるということです。心のトラウマは時間が経ってから身体に現れることがあるので注意が必要です!