インフルエンザのレメディとして広く知られるのは ジェルセミウム(Gels)ですが、一概にそうとは言えません。
インフルエンザには特有の症状があります。寒気(悪寒)や高熱、関節の痛みなどがその典型例です。
発熱は体の防御反応の一部であり、それを抑えることができれば一時的な安心感は得られますが、根本的な解決にはなりません。熱は必要があって出ているのです。
ホメオパシーのレメディは、体の自然な治癒プロセスを促進します。自然な治癒力を引き出すために、症状に適したレメディを選び、何度か継続して摂取することが重要です。
急性症状は変化しやすいものです。レメディを一度摂取しただけで症状が消えるということはあまりありません。
たとえば、高熱には ベラドンナ(Bell)が適応します。すぐに熱が下がらなくても、1日3回、2~3日間継続して摂取することが重要です。ホメオパシーのレメディは即効性があるわけではないことを理解しておくことが必要です。
ただし、小さな子どもや赤ちゃんの場合は慎重に観察してください。必要に応じて医師の診察を受けることも大切です。
要するに、インフルエンザの初期にはまずベラドンナを使用し、その後にジェルセミウムを検討することが良いでしょう。