「精神的問題」と「感情的問題」との違いとは?

普段、何気なく使われる「精神的に○○」という言葉。日本語では頻繁に耳にしますね。気持ちが落ち込んだりすると、口にすることも多いです。

でも英語で表現しようとして、「mind problem」とすると、その意味がまったく違ってしまいます。これは「頭がおかしい」というニュアンスになってしまいます。

たとえば「落ち込んでいる」というのは感情です。英語なら「emotional problem」と言えます。英語のほうが問題がはっきりしますね。

そんなふうに、マインド(精神)とエモーション(感情)はしっかり区別されるべきなのです。

普通は「こう考えれば良い」とわかっていても、それができなくて「つらい」「悲しい」「苦しい」というのは感情的な問題」です。

人間は感情に大きく左右されます。極端な例として、「憎しみによる殺人」などが挙げられます(怖っ!)。感情的な怒りや悲しみなどを抱え込んでいると、いつ爆発してしまうかわかりません。

抑圧された感情は外面に表れなくても、身体的な症状を引き起こすことがあります。その代表的なものが「がん」です。

感情の抑圧が原因で体内で蓄積したストレスが、腫瘍やがんなどの病気の発症や悪化に関連している可能性があります。このような感情を解放するために、トントンセラピーのような簡単で効果的な方法が役立ちます。

しかし、「どう考えたらよいかわからない」「まともに考えることができない」と感じる場合、それは「精神的な問題」です。「思い込み」もその一例です。

自分でできる最も簡単な解決方法は「読書」です! 先人たちがすでに多くの解決方法を示してくれています。本を読むことで「あ、そうなんだ!」というような「気づき」を得ることが最も大切です。

コーチングや心理カウンセリングのような支援が必要になることもありますが、日本人にはなかなかハードルが高いかもしれません。その代わりに、魔法のしつもんカードを使用して「気づき」を得るという方法もあります。