麻薬・覚せい剤・大麻の違い、
知っていますか?
日本ではすべて法律で規制されています。
詳しい法律の話は専門家に任せますね。
違いだけをわかりやすくお伝えしたいと思います。
一回くらいエエか、みたいな
軽い気持ちで使うだけでも、人生終わってしまうものもあります!
ちょっと真剣にお読みください。
麻薬と覚せい剤
麻薬…天然麻薬と合成麻薬があります。
・天然麻薬…麻酔作用をもつ植物から作られたもの。
モルヒネ…医療用鎮痛剤として、がんなどの耐え難い痛みに用いられる。病院・薬局では厳重に管理されている。
コカイン…医療用局所麻酔として使われる。気分がハイになる。依存性あり。(海外映画でよくあるのは白い粉をストローで鼻から吸ってるシーン)
・合成麻薬…医療用ではない(例:エクスタシー、LSDなど)。
興奮作用、幻覚作用がある。依存性あり。
覚せい剤…神経を興奮させてハイな状態にする。強い依存性あり。
(刑事もののドラマでは腕にある注射のあとを確かめてたり、「シャブ」と言われたり)
麻薬、覚せい剤は依存性があるのが特徴。これが怖い!
中毒になった場合、薬が切れると禁断症状が起こります。
危険ドラッグ(脱法ハーブ)
危険ドラッグ(脱法ハーブ)は何が入っているかわからない!
合成麻薬や覚せい剤に近いものが入っていたりしてすごく危ないです。
これこそ一度でも使ったら人生終わり!です。
一生後悔しますよ。
大麻
ときどき芸能人が「大麻」所持で捕まっていますね。
大麻…いわゆる「マリファナ」のこと。
麻薬ではありません。
「麻」の字があるので、
大麻=麻薬 と勘違いされるようです。
大麻(マリファナ)は
カナダでは2018年10月に使用が合法化されました。
かと言って留学先で
みんな普通にマリファナ吸ってるから大丈夫~
なんて軽く考えて、持って帰ってきたりしたらダメ!
日本では持ってると違法だから即逮捕されます。
もし子どもが海外留学するなら、
親の責任として絶対行く前に伝えておいてください。
麻、大麻、大麻草、ヘンプ、マリファナの定義
麻、大麻、大麻草、ヘンプ、マリファナ、
といろいろややこしいですよね。
すべて植物学的には同じもの。
でも各定義と一般的なイメージのギャップがあります。
とてもわかりやすい説明があるので引用させていただきます。
あれ何だっけ?と思ったら見てください 。
- 麻(あさ):古来より大麻草のことを示していた。多数ある麻類作物の総称としても使われている。
- 大麻(たいま):法律用語で葉と花穂の規制している大麻草の植物部位である。
- 大麻草(たいまそう):植物全体のことを言っている。
- ヘンプ:麻の英語名(Hemp)、主に産業の分野でマリファナと区別するために使う単語。
- マリファナ:花穂を乾燥させてタバコにして喫煙する嗜好品のこと、俗にマリファナ煙草ともいう。
- カンナビノイド:100種類ある大麻草独特の生理活性物質の総称。マリファナの主成分であるTHCはその内の1種類にすぎない。
- THC(テトラヒドロカンナビノール):薬用の品種の主成分で、精神活性作用がある。
- CBD(カンナビジオール):繊維用や食用の品種の主成分で精神作用を打ち消す働きがある。
- 麻の実(あさのみ、おのみ):麻から採れる種子のこと。七味唐辛子の1つとして利用。
引用元:北海道ヘンプ協会